昔の上司の話です。
既婚者の彼は「10年近く彼女が居なかった頃、僕のアパートに来ては寝泊まりしていた女の子がいたんだよ」と。
それって周りから見たら「付き合ってる?」だったと思うのですが!
きっと、積極的な女性だったに違いないワ。
彼は、受け身なキャラ。口がさけても、自分からアプローチすることは無い。
積極的に来られたら「いただきま~す!」ってカンジやったんやろうなぁ。
(なんせ、愛されることを求める人です)
一緒に働いていた当時の彼は、自己嫌悪のカタマリ。自分に対しても他者に対しても、完ぺき主義。
私は、こっぴどく叱られる日々でした。
(毎日怒られるぐらいに…デキが悪かったのです…w)
仕事帰りの徒歩。ぴーぴー泣いていた日々が、懐かしいです。イタすぎる女(笑)
家に帰れば、奥様からは「アンタは性格が悪い!」と言われていました。
ああ、でもそんなにハッキリ言ってくださる奥様とは、相性ピッタリでは。
(彼も、辛らつだもの。w)
彼にとって、
気が合うってそういうことでしょ?
彼女が居なかった、10年の空白期間。けなげにアパートへ通い続ける彼女は、優しい人だったと想像。
気が合わないは、そういうことだから。
* * *
彼は子を持つことで “愛について” 学んでいた印象を受けます。
彼自身が両親からしてもらえなかった
数々のギフトを、子どもたちに与えていたようなので。
さらに空白の10年間。けなげな彼女から
愛について、学んでいたかも知れません。
(うふふ♪)