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プレイセラピー

プレイセラピー:
絵画分析、写真コラージュ

コラージュの写真

アビエルトのプレイセラピーでは、アートセラピーをおこないます。

簡単な絵を描くか、写真を切り貼りしたものを、カウンセラーが心理分析をします。
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アートセラピーの料金など

絵や写真の切り貼りの上手、下手、年齢層はまったく関係がなく、誰でも受けることができるアートセラピーです。

表現されるものの中に、言葉では表現しきれない夢や未来設定、性格や考え方のくせのパターンが現れ、カウンセラーは完成した作品から、本音で望んでいる願望を読み取ります。

プレイセラピー(遊戯療法)とは

絵を描く子どものイメージ

プレイセラピー[公認心理師試験用語]はもともと、言葉ではじゅうぶんに自分の気持ちや考えを表現するには至らない、子どもに対して行われる心理療法の一種で、遊戯療法とも呼ばれています。

子どもたちは、「楽しい」と感じる遊びに、自然に没頭します。

ごっこ遊びやお絵かきには、心の中で感じている喜怒哀楽や願望、想像、見たり聞いたりしているなかでの世界観があらわれており、遊びはコミュニケーションの手段にもなります。

一方、11~12歳未満の子ども時代は、大人と同じようには、自分の状態や考えを言葉で具体的に表現することが難しく、認知発達が不十分な段階です。

プレイセラピーは、年齢や発達段階、知的水準および、個々のニーズに応じておこなわれる、遊ぶことや遊具を通して行われる心理療法です。

プレイセラピーが行われる場では、絵を描く道具や人形、積木、粘土などを、あらかじめ用意しておき、その中から、子どもが主体的に選んで、自由に遊びます。

表現されるものの中に、子ども自身の性格や、楽しさや苦悩、願望、人との関わり方のパターンが現れ、カウンセラーは子どもの遊び方や表現から、気持ちを読み取ります。

言語表現が未熟な子どもが、言葉の代わりに遊びを通じて自分の気持ちや考えを表現し、カウンセラーに受けとめられ、理解されることによって、自己成長力と創造性を育くみます。

プレイセラピーにおいては、カウンセラーが主導したり、コントロールしたりするのではなく、あくまでも子ども自身が遊び方を選ぶ必要があります。

カウンセラーは決して、「〇〇しなさい」「〇〇で遊ぼうよ」などと、指示をすることはありません。

自分の表現が肯定され、自分らしさが尊重されることで、子どもの自己表現力が豊かに育っていきます。

さらには、カウンセラーおよび保護者が、変わらぬ愛情で関わり続けることで、子どもに安心感が芽生え、人との絆や愛情を育むことができるのです。

プレイセラピーのはじまり

遊戯用のアイテムのイメージ

プレイセラピーは、世界初の児童分析家であるヘルミーネ・フーク=ヘルムート(1871~1924年)が、「子どもの精神分析には、遊びが必要である」と提唱したことから、始まりました。

彼女は、こどもの心理分析に遊び遊具を初めて導入。対話を通してのカウンセリングが困難である、子どもを理解することに役立つと考えました。

アンナ・フロイトの
プレイセラピー

セラピストと子どものイメージ

イギリスの児童精神分析の開拓者であるアンナ・フロイト(1895~1982年)は、子どもに対するカウンセリングに遊戯療法を取り入れた一方で、「あくまでも、遊びはカウンセラーとの関係を深めるため」と考えていました。

子どもの描画や遊びから心を分析するよりも、子どもの親とカウンセラーが協力し合って、魅力的な大人でい続けることを理想としたうえで、子どもとの信頼関係を強固することを、より重要視したのです。

バージニア・アクスラインの
8原則

子どもとの信頼関係のイメージ

非指示的な遊戯療法を確立したのは、臨床心理学者のカール・ロジャースに師事した、児童心理学者のバージニア・アクスライン。

彼女は以下の8項目を、遊戯療法におけるカウンセラーの、基本的態度の原則としました。

遊戯療法の8原則


  1. ラポール(信頼関係)の形成
    カウンセラーは、子どもと信頼関係を作るように努める。

  2. あるがままを受容する
    カウンセラーは、子どものあるがままを、受け入れる。

  3. 許容的な雰囲気をつくる
    カウンセラーは、子どもが自由に表現できるようにするための環境づくりをする。

  4. 気持ちの的確な察知
    カウンセラーは、子どもが遊びの中で表現する気持ちを、わかりやすく言い変えて、子どもに気づきをうながす。

  5. 子どもに自信と責任をもたせる
    子どもの自己成長力、回復力を尊重。遊びのなかで何かを選択したり、変更したりすることは、子ども自身の責任とする。

  6. 非指示的な態度でいる
    遊び方は子どもの主体性を尊重し、カウンセラーは子どもに合わせて、調和する。

  7. セラピーに時間がかかることを理解する
    カウンセラーは、子どものペースに合わせる。決してあせらず、せかさない。

  8. 必要な制限をする
    カウンセラーは、遊ぶ時間や遊び場所を定める。子どもが人や物への攻撃や破壊、おもちゃの持ち出しをしないように、最低限の制限をする。

プレイセラピー(遊戯療法)の
効果

子どもが絵を描くイメージ
遊ぶことで、感受性を育む。
ともに遊ぶことで共感力を育て、つながりを深める。
ともに遊んでいる際は、一緒に過ごす相手の条件や肩書には関心を持たずに、とにかく楽しむ。それと同時に、自分自身のあるがままをも受け入れることができるようになります。
遊んでいる時の自由と開放感を、思いっきり楽しむ。


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