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傾聴力を高める方法
:円滑な人間関係への第一歩

傾聴力を高める方法
:円滑な人間関係への第一歩

2人で対話のイメージ
 
傾聴[臨床心理士試験用語]とは、話し相手の話に対して、真摯に耳を傾けるコミュニケーションの方法です。

ただ単に話を聞くのではなく、相手の気持ちや考えをしっかりと理解し、「この人に話してよかった」と感じてもらえるようにすることを目指します。

傾聴のポイントは、相手の話を遮らず、共感しながら受け止める姿勢を持つことです。うなずきや相槌を使い、相手が話しやすい雰囲気を作ることが大切です。

相手の言葉を繰り返したり、要点をまとめたりして、「あなたの話をしっかり聞いていますよ」という姿勢を示すことが効果的です。

傾聴は、相手の感情に寄り添うことで信頼関係を深め、円滑なコミュニケーションを築くためのスキル。日常生活や仕事、人間関係の改善に大いに役立ちます。

傾聴を意識することで、自分自身のコミュニケーション能力が向上し、より良い人間関係を築く助けとなるでしょう。

アクティブリスニングで信頼を築く

カフェで話合いしているイメージ
 
アクティブリスニングとは、相手の話に対して積極的に関心をしめし、「自分の話がきちんと伝わっている」と感じてもらうためのコミュニケーション技法です。主なポイントは以下の通りです。

  • アイコンタクトを心掛ける
    話し手の目を適度に見ることで、「あなたの話をちゃんと聞いています」という姿勢を伝えます。自然な距離感を保つことが大切です。
  • 相づちを打つ
    「うん」「そうなんだ」など短い言葉やうなずきを使い、相手の話に対して関心を示します。
  • 要約する
    話の途中や終わりに「つまり、〇〇ってことかな?」と要約することで、相手の意図を確認します。それによって誤解を防ぎ、相手が安心して話せる雰囲気を作ることができます。
話し相手が悩みごとを話しているときに、ただ黙って聞くのではなく、「それはつらいね」「具体的にはどんなことがあったの?」と声をかけることで、その人はより気持ちを話しやすくなります。アクティブリスニングを活用することで、相手との信頼関係が深まりやすくなるのです。

反射的応答で心を開く対話術

カフェで会話のイメージ
 
反射的応答は、相手の話をそのまま繰り返したり、少し言い換えて返したりすることで、相手が自分の気持ちや考えを整理しやすくなるコミュニケーション技法です。悩み相談や感情的な話をする場面で効果的。以下が主な方法です。

  • オウム返し
    相手の言葉をそのまま繰り返します。例えば、「最近、授業が忙しくて疲れちゃう」と言われたら、「授業が忙しくて疲れているんだね」と返します。これにより、相手は「自分の話をきちんと聞いてもらえた」と感じ、安心感を得るのです。
  • 言い換え
    相手の言葉を少し別の表現に変えて返します。例えば、「将来のことが不安」と言われたら、「将来が見えなくてモヤモヤしているんだね」と返答するイメージです。こうすることで、相手が自分の気持ちを客観的に見つめ直しやすくなります。
反射的応答を活用することで、相手が自分の感情や悩みを深く掘り下げる手助けができ、信頼関係を築きやすくなります。

共感的理解で前向きな対話を

カフェで友人と話すイメージ
 
共感的理解とは、相手の気持ちに寄り添い、相手の立場になってその感情を理解しようとすることです。ただ「わかるよ」と言うだけではなく、具体的な言葉で相手の感情に触れることが大切です。

相手の感情を言葉にするようにします。たとえば、相手が「忙しくてイライラする」と言った場合、「いろいろなことが重なって余裕がなくなっているんだね」と代弁することで、相手は自分の気持ちを理解してもらえたと感じます。

相手の感情や考えを否定しないことも大切です。「それは違う」と返すのではなく、「そう感じるのも無理ないよ」と受け止めることで、相手は安心して話し続けられます。

友達が「試験の結果が悪くて自信をなくした」と言った場合には、「落ち込む気持ち、すごくわかるよ」と共感しつつ、「次にどうするか考える時間も大事だね」と前向きな提案をすることで、相手を励ますことができます。

共感的理解は、相手との信頼を深める大切なコミュニケーションです。

コミュニケーションを豊かに

笑顔で対話するイメージ
 
アクティブリスニング、反射的応答、共感的理解は、どれもコミュニケーションを円滑にし、相手が安心して話せる環境を作るために役立つ技法です。

これらの技法を日常会話に取り入れることで、友人や家族、同僚との関係が深まり、自分自身のコミュニケーション能力も向上します。人間関係をより良くするために、ぜひ実践してみてください。

それぞれ特徴は異なりますが、共通して相手の話を深く理解しようとする姿勢が必要です。
  • アクティブリスニング
    相手の話をしっかり聞き、興味や関心を示すことで、話し手が安心感を持てるようにします。
  • 反射的応答
    相手の言葉を自分なりに言い換えたり要約したりすることで、話の内容を確認しながら、理解していることを伝えます。
  • 共感的理解
    相手の感情に寄り添い、共感する姿勢を示すことで、信頼感を生み出します。
  • 平均月給
    20~25万円


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