abiertoロゴ

大阪市西区・北堀江・四ツ橋・心斎橋

アビエルトのロゴ

カウンセリングのアビエルト >
メンタル改善コラム >
カウンセリングの基本と進行プロセス

カウンセリングの基本と進行プロセス

相談中のイメージ
 
カウンセリングでは、専門家が相談者の悩みを聴き、助言を提供するサービスです。具体的には、以下のような流れで進行します。

カウンセラーは相談者の話をじっくりと聞きます。この段階では、相談者は感じている不安や悩みを自由に話すことができます。カウンセラーは否定や批判をせず、共感的に耳を傾けるため、相談者は安心して自分の気持ちを表現することができます。

次に、カウンセラーは相談者の話を整理し、問題の本質を明らかにします。例えば、過去の経験や現在の状況を振り返りながら、問題の原因や影響を探ります。

そんなプロセスを通じて、相談者は自分の感情や行動のパターンを理解しやすくなります。その後、カウンセラーと相談者は一緒に解決策を考えます。具体的な目標を設定し、それに向けたステップを計画します。

例えば、ストレス管理の方法やコミュニケーションスキルの向上など、実践的なアドバイスが提供されることもあります。カウンセリングの種類には、個人カウンセリング、グループカウンセリング、家族カウンセリングなどがあり、相談内容や目的に応じて最適な形式が選ばれます。認知行動療法など、特定の技法を用いることもあります。

カウンセリングの目的は、相談者が自分自身を理解し、問題解決の力を身につけることです。カウンセリングを通じて、自己成長を遂げ、より良い生活を送るためのサポートを受けることができます。

代表的なカウンセリングの技法

来談者中心療法のイメージ
 
  • 来談者中心療法
    クライエントの話をじっくりと聞き、自己理解と自己成長を促す療法。カウンセラーはアドバイスを控え、クライエントが自分の問題を自分で解決できるようにサポートします。
  • 認知行動療法
    認知(物事の受け取り方や考え方)を変えることで、悩みや症状の改善を目指す療法です。具体的な行動計画を立て、実行できるようにサポートします。
  • 精神力動療法
    フロイトの精神分析を基にした療法で、無意識の心理プロセスを探求し、過去の経験やトラウマに焦点を当てます。自己理解を深めることで、問題解決につなげます。
  • 家族療法
    家族全体を一つのシステムとして捉え、家族間のコミュニケーションや関係性を改善することで、個々の問題を解決します。
  • ゲシュタルト療法
    現在の気持ちや行動パターンに焦点を当て、自己認識を高めることで問題解決を図ります。身体感覚や感情の表現を重視します。
  • EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)
    トラウマやストレスに対する治療法で、眼球運動を用いて過去の辛い記憶を処理し、心理的な負担を軽減します。

これらのカウンセリングは、クライエントのニーズや問題に応じて選ばれます。カウンセリングを受ける際は、自分に合った方法を見つけるために、事前に相談してください。

カウンセリングの流れ

助言を受けるイメージ
 
下記の対話は、カウンセリングセッションの一例です。クライアントが仕事でのストレスと上司との関係について話し、カウンセラーが助言しています。

カウンセラーは、クライアントがリラックスするための方法を勧め、次回のセッションでさらに詳しくコミュニケーションスキルについて学ぶことを提案しています。

クライアント
「最近、仕事のストレスが増えていて、夜も眠れません。どうしたらいいでしょうか?」
カウンセラー
「それは大変ですね。まず、ストレスの原因について少し詳しく教えていただけますか?」
クライアント
「主に上司との関係が原因です。上司が厳しくて、いつもプレッシャーを感じています」
カウンセラー
「上司との関係がストレスの大きな要因なのですね。一体、どんな気持ちになるのですか?」
クライアント
「怒りと不安を感じます。上司の期待に応えられないのではないかと心配にもなります」
カウンセラー
「そう感じるのは、ごくごく自然なことですよ。では、具体的な対策方法を考えていきましょう。例えば、上司とのコミュニケーションを改善するために、どうしていきたいですか?」
クライアント
「もっとオープンに話すことができればいいのですが、どうすればいいのかがわかりません」
カウンセラー
「それでは、次回のご予約の時に具体的なコミュニケーションスキルについて学びましょう。リラックスするための方法もいくつか試してみると良いかもしれません」
クライアント
「ありがとうございます。少し気が楽になりました」
カウンセラー
「どういたしまして。次回にて、さらに詳しく話し合いましょう」

感情認識のテクニック

日記を書くイメージ
 
カウンセリングを受ける際に感情を認識するための方法を紹介します。これらの方法を実践することで、カウンセリングを受ける際に自分の感情をより効果的に認識し、セッションを最大限に活用することができます。

  • 感情日記をつける
    毎日、自分の感情やその原因を書き留めることで、感情のパターンやトリガーが把握でき、カウンセリングセッションで具体的な事例を提供しやすくなります。
  • マインドフルネスを実践
    マインドフルネスは、現在の瞬間に意識を集中させることで、感情を客観的に観察する能力を高めます。深呼吸や瞑想を通じて、感情の波に飲み込まれずに冷静に対処できるようになります。
  • 感情のラベリング
    自分の感情に名前を付けることで、その感情を具体的に認識しやすくなります。
    例えば、「悲しい」や「怒っている」といった具体的な言葉を使うことで、感情の理解が深まります。
  • 身体の反応に注意を払う
    感情はしばしば身体的な反応として現れます。心拍数の増加や筋肉の緊張など、自分の身体の変化に気づくことで、感情の存在を認識しやすくなります。
  • オープンな対話
    感情を隠さずに率直に話すことで、カウンセラーはより適切なサポートを提供することができます。信頼関係を築くことが、感情の認識と理解を深める鍵となります。

心の記録、感情日記の始め方

日記に想いをつづるイメージ
 
感情日記をつけるためのステップは以下の通りです。まずは、毎日特定の時間を決めて日記を書く習慣をつけましょう。朝や夜など、自分にとってのリラックスできる時間帯が理想的です。

次に、その日の出来事や感じたことを具体的に書き出します。感情を表現するために、喜び、悲しみ、怒り、不安などの感情を具体的に記録します。

例えば、「今日は友達と楽しい時間を過ごして、とても幸せだった」といった具合にです。感情の強さを評価してみてください。1から10のスケールで感情の強さを評価し、その理由を考えます。

例えば、「今日は仕事でミスをして、自己評価が低くなり、悲しさが8だった」と記録します。感情のトリガーとなった出来事や状況も書き留めておくと、後で振り返る際に役立ちます。

感情に対する対処法や改善策も記録しましょう。例えば、「ストレスを感じたときは深呼吸をする」といった具体的な対策を書きます。

定期的に日記を振り返り、自分の感情のパターンや変化を確認してください。そうすることによって、自分の感情をより深く理解し、適切に対処する力が養われます。

感情日記をつけることで、自己理解が深まり、感情のコントロールがしやすくなります。ぜひ試してみてください。

カウンセリングの関連コラムを読む

ヨガ中の女性のイメージ

メンタルヘルス
精神的なストレスや悩みの回復を目的とする行為です。

前向きな女性のイメージ

カウンセリングの効果
カウンセリングで、物事のとらえ方が変化します。

カウンセリング中のイメージ

カウンセリングマインド
カウンセラーには受容と共感、承認などが必要です。

受容するカウンセラーのイメージ

来談者中心療法について
カウンセラーは、相談者に共感し、受容します。

おしゃべりな女性のイメージ

聞き役と話し手の関係性
話し方や自己開示の度合いは、人によって違います。

会話をする女性のイメージ

心の周波数を合わせる
円滑なコミュニケーションを育むための、解説です。



カウンセリングオフィス
アビエルト

所在地
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目2番22号 おおきに南船場ビル205
090-5897-2682
オンラインカウンセリングのスケジュールは、おおむね
以下の通りです。
ご予約の際は、お電話かもしくは
ご予約空き状況にて、ご確認ください。

開始時間
10:00

11:30
13:00

15:30
18:30

19:30

>> ご予約・お問い合わせ


予約先の電話番号
電話による受付:9時半~19時

ご予約・
お問い合わせ >>